ミシェル・ロティート: 小型飛行機を完食しちゃったフランスの男

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ミスター完食

世の中にはいろいろなタイプの奇人・変人が存在するが、『Dr.スランプ』に登場する羽根の生えた赤ちゃんのように乗り物を食べる人間は実に珍しい。

男の名はミシェル・ロティートさん。フランス・グルノーブル出身のエンターテイナーで、鉄やガラスなど何でも食べてしまうことから「ミスター完食」と呼ばれていた。ロティートさんは幼いころから“食べられないもの”を口にする習慣があったらしく、9歳の時に医者から「異食症」と診断されたという。10代後半になっても病態は改善せず、それならばいっそ異食を生業とするパフォーマーになろうと決めたそうだ。

ロティートさんの完食リストには、テレビやバイク、棺桶など、普通では考えられない物体が含まれているが、中でも特に驚かされるのは小型プロペラ飛行機「セスナ150」である。

▼ミスター完食がたいらげたとされるセスナ150

飛行機 完食

ロティートさんはセスナ機を細かい破片に分解し、1978年から1980年まで2年ほどかけて少しずつ完食したとのこと。金属やガラスなどのパーツが喉を通りやすくするために、鉱油を飲みながら食事に挑んでいたという。

そんなミスター完食は、2007年に57歳でこの世を去った。死因は食生活とまったく関係なく、自然死だったとされている。

ロティートさんが生涯で食べつくした異食は以下の通り:

  • バイク- 18台
  • ショッピング・カート- 15台
  • テレビ- 7台
  • シャンデリア- 6個
  • ベッド- 2つ
  • スキー板 (左右)- 1
  • セスナ機 – 1機
  • コンピュータ- 1台
  • 棺おけ- 1つ
  • エッフェル塔のかけら- 1つ

飛行機を完食した男がいる…。こんな話は信じられないのと同時に、「一体なんのために?」という疑問が浮かんでくるが、それがロティートさんのライフスタイルだったのだ。

参考記事:「Guinness World Records

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