米オレゴン州で25日、バットを持った男が営業中の銃販売店に押し入り、拳銃を強奪しようとする無謀な事件が起きた。飛び道具の専門店に鈍器でチャレンジするとは、なんとも救いようのない愚行だ。
被害に遭ったのは、銃器販売チェーンの「Discount Gun Sales」。報道によると、25日の午後4時ごろ、ベースボールバットを手にしたデリック・モーズリー容疑者(22)が店内に入り、陳列ケースを破壊し始めたという。男が売り物の銃を盗もうとしたため、店長はカウンターに置いてあった拳銃を男に突きつけ、持っていた凶器を床におろさせた。男はバットの他にも、刃渡り20cmのナイフを所持していた様子。
店長はそのまま警察に通報。警察官が現場に到着した時、犯人は銃口を向けられた状態で床に伏せていたという。男は強盗の罪であえなく現行犯逮捕された。
アメリカの拳銃屋さんをバットで強盗しようなど、少し頭を働かせれば単なる自殺行為だということが分かりそうなものだが、それほど切羽詰まっていたのだろうか。この男は撃たれなかっただけラッキーだ。もし射殺されていれば、名誉ある「ダーウィン賞 *1」の候補に挙がった可能性もある。
(*1:自らの愚行で劣性遺伝子を自然淘汰し、人類の進化に貢献した者を称える賞)
ソース:「katu.com」
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