これも“アート”のひとつ?イギリスを拠点とするデスメタルバンド「Unfathomable Ruination」が、ロンドンの街中で完全防音のボックスに入り路上ライブを行う。
英インデペンデント紙によると、ライブで使用される「Box Sized DIE(箱サイズの死)」と呼ばれる鉄製のボックスの中は密閉状態となっており、バンドは酸素がなくなるまで演奏を続ける予定だという。デスメタルの名の通り、まさに死と隣り合わせのパフォーマンスだ。
ただし、外の見物客には微かなバイブレーションが伝わるだけで、演奏が聞こえることはない。
▼ボックスのコンセプト
▼バンドの代表曲『Edges of Disfigured Atrocity』
ライブパフォーマンスは、7月3日から8月1日の間、毎週水曜日~金曜日の午後6時にロンドンの「ガーキンビル」(30セント・メリー・アクス)周辺で行われる予定。最初はボックスのドアを開いた状態で演奏をはじめ、途中で完全に閉めるらしい。開閉時のボリュームの違いを周囲に伝えるのが、このプロジェクトの基本的なアイデアだという。
バンドは自身のFacebookページで、「専門家から死んでしまうかもしれないと言われた…、上等だ」と意気込みを綴った。
7月にロンドンを訪れる機会があれば、ぜひデスメタル箱を探してみてはいかが?
ソース:「independent.co.uk」
Speak Your Mind