「誰でも感染させられるのよ」 スーパーの店員にエイズウイルスをうつそうとしたHIV感染の万引き犯が逮捕

万引き犯 エイズ

米テキサス州ダラスで、万引きを問い詰めたスーパーの店員に襲い掛かった女が逮捕された。犯人はHIVに感染していたらしく、店員に傷を負わせてエイズウイルスをうつそうとしたそうだ。

ダラス警察の発表によると、女は現地10月30日に市内の大手スーパーマーケットチェーン「ウォルマート」で、11ドル相当の冷凍食品をチェックアウトしないまま外に持ち出したとされる。店員が呼び止めたところ、女は自らがHIV陽性であることを突然告白し、「私は誰でも感染させることができる」と口走った。

その直後に女は店員の頭部を攻撃して、首を引っ掻いた模様。血を流させ、意図的にウイルスを伝染させようとしたのだろうと警察はみている。女はHIV感染者であることを示す医療用リストバンドを手首に巻いていたらしく、攻撃の後、店員に対して「どういたしまして」と言い放ったとされる。

救急隊員が店員を検査したところ、女の体液や血液が傷口に接触した形跡がなかったため、ウイルス伝染の恐れはないという。

万引きの被害にあったウォルマートは女を起訴しない方針で、その代わりに店舗への立ち入り禁止を命じた様子。警察によると、女には「パブリック・イントキシケーション」(公共の場で泥酔すること)などの罪ですでに令状が出ていたらしく、そのまま現場で逮捕された。現在女はダラス郡刑務所で拘束されている。

これはある意味、殺人未遂では?

Thumbnail by drinksmachine/Flickr

ソース:「NBC News

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