英語版Wikipediaに伝説のボランティア編集者現る:7年で100万記事編集の偉業!!

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2012年4月3日、ウィキペディア日本語版の記事数が80万項目を達成したという発表があった。日本語版発足からおよそ10年余り、80万記事といえば膨大な量の情報だ。

一方で、本家Wikipedia英語版の記事総数は、日本語版を遥かに上回る400万項目。これらすべての記事が、ボランティアにより作成・編集されている。今やWikipediaは、世界で6番目に訪問者数の多い超巨大ウェブサイトにまで成長した。

そんなWikipediaの“ハート”ともいえるユーザーが米国にいる。

7年、100万記事編集

4月19日、インディアナ州在住のWiki編集者Justin Knapp氏(ユーザー名:Koavf)が100万記事編集を達成、という驚きの発表がWikipediaからあった。1人で100万記事編集、とても人間技とは思えない!

初めてこの発表を見たときは、何かの間違いでは、と正直疑ってしまった。Knapp氏のプロフィールによると、彼がWikipediaの編集を始めたのは2005年3月、およそ7年前だ。7年間で100万記事ということは、1日につき約390記事という信じられないような数字となる。もちろん報酬は、一銭も受け取っていない。

Wikipediaの編集に1日の大半をつぎ込んでいるであろうこの人物は、一体何者で、どうやって生計を立てているのだろうか?彼のWikipediaプロフィールによると・・・

29歳、インディアナ大学卒、政治学・哲学の学士号取得。Wikipediaでは主に、政治、哲学、宗教、ポップカルチャーに関する編集を行っている

さらに、「mashable.com」のインタビューで職業について質問されたとき、次のように答えている:

生活のために、いろいろな仕事をしてきました。一番最近では、フルタイムでピザの配達員をやっていましたが、店の経営が思わしくなく、2週間ほど前に解雇されました。

世界で6番目に大きなサイトの、最も熱心な編集者が失業中・・・。何かが間違っているような気がする。彼がここまでWikipediaの編集に打ち込んできた理由は、「小さくても誰かの役に立っている」という充実感のため、そうインタビューで語った。

Wikipediaの創設者Jimmy Walesは、この前人未到の偉業に敬意を評し、4月20をWikipediaの祝日「Justin Knappの日」と認定した。

※   ※   ※

Wikipediaは、「100%信頼の置ける情報源」とまでは言えないが、何か新しい知識を得ようとするときの良きスタート地点となる。なによりも素晴らしいのは、いつでも誰でも、無料で利用できるということだ。これもすべて、Knapp氏のような献身的なボランティアがいてくれるお陰である。

ソース:
・Wikipedia, Justin Knappプロフィールページ
mashable.com


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