【アメリカ】空港職員が催涙スプレーを誤噴射、同僚5人を病院送りに = 「レーザーポインターと間違えた」

催涙スプレー TSA thumbby DonkeyHotey via Flickr

ニューヨークのJFK国際空港で26日、米運輸保安局(TSA)の検査員が催涙スプレーを誤って同僚に噴射し、本人を含む計6人が病院に搬送された。「New York Post」が報じている。

TSAの大失態

報道によると、検査員はターミナル2のセキュリティーチェックポイントで催涙スプレーを発見し、本物かどうかその場で試してみたとされている。港湾局に対して、「床の上で見つけた。レーザーポインターと勘違いした」と語った。

レーザーだと勘違いしたまま、検査員は遊び半分で他のTSA職員5人にむけてスプレーを噴射。全員が近くのジャマイカ病院に搬送されたため、セキュリティーチェックポイントが15分以上閉鎖される事態となった。報道によると、空港利用者や乗客に怪我はなかった様子。

航空セキュリティーを一手に担うTSAが大失態を晒すのは今年で2回目となる。2月にはニューアーク空港のTSA職員が、偽の爆発物を身に着けてセキュリティーを通過しようとしたおとり検査官を見抜くのに失敗した。

当局は、空港のセキュリティー手順をトップから見直す必要があるとしている。

ソース:「New York Post

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