タイム誌が選ぶ20人のアメリカンヒーローたち
米『タイム誌』が、「最も影響力のある歴代アメリカ人20人」を発表した。昨年死去したアップル創設者のスティーブ・ジョブズをはじめ、ジョージ・ワシントン、アインシュタイン、トーマス・エジソンなどが選ばれている。
リストでは、科学者やテクノロジー先駆者たちの名前が多く見られる。
リストは以下の通り:
タイム誌、「最も影響力のある歴代アメリカ人20人」
■ジョージ・ワシントン
アメリカ合衆国初代大統領。総司令官として独立戦争を戦い、アメリカ13州を勝利に導いた。
■トーマス・ジェファーソン
第3代アメリカ合衆国大統領。アメリカ独立宣言の主要な作者。首都ワシントンD.C.で就任演説を行った最初の大統領でもある。
■サカガウィア、メリウェザー・ルイス、ウィリアム・クラーク(ルイス・クラーク探検隊)
ルイス・クラーク探検隊とは、18世紀当時白人にとって未知領域だった西部地域を探るため、トーマス・ジェファーソン大統領が派遣した遠征部隊。メリウェザー・ルイスとウィリアム・クラークがチームを率いた。アメリカ西海岸へ陸路での探検をして帰還した最初の探検隊。
サカガウィアは、ルイス・クラーク探検隊に通訳として同行したインディアンの女性。この探検で重要な役割を果たし、アメリカ合衆国建国神話の重要な人物として、硬貨の肖像にもなっている。
■エイブラハム・リンカーン
第16代アメリカ合衆国大統領。南北戦争時の大統領であった。奴隷解放宣言で知られる。
■シッティング・ブル
アメリカインディアン「ラコタ・スー族」の酋長。スー・シャイアン連合軍を組み、1876年にカスター将軍率いる第7騎兵隊を全滅させた。
■アレクサンダー・グラハム・ベル
米国の発明家・学者。磁石式電話を発明し、ベル電話会社を設立したことで一般に知られている。
■トーマス・エジソン
アメリカ合衆国の発明家、起業家。生涯を通して、電球をはじめとする約1300もの発明に携わった「発明王」。
■ヘンリー・フォード
企業家、自動車会社フォード・モーターの創設者。自動車を大衆に普及させるのに多大な貢献をした。
■ライト兄弟
飛行機の発明者。1903年、有人動力飛行を世界で初めて成し遂げた。
■マーガレット・サンガー
産児制限運動の先駆者。出産に関する女性権利の確立につとめた。
■アルベルト・アインシュタイン
理論物理学者でノーベル物理学賞の受賞者。「特殊相対性理論」及び「一般相対性理論」を発表し、現代科学の基礎を作った。
■フランクリン・ルーズベルト
第32代大統領。在任中に世界恐慌や第二次世界大戦を経験した、20世紀前半の国際政治における中心人物の1人。
■ルイ・アームストロング
アフリカ系アメリカ人のミュージシャン、20世紀を代表するジャズ・ミュージシャンの一人。「この素晴らしき世界(What a Wonderful World)」をはじめとする数々の名曲を生み出した。
■ジェームズ・ワトソン
分子生物学者。DNA分子構造を解明して、1962年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。
■マーティン・ルーサー・キング・ジュニア
アフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者。1964年にノーベル平和賞を受賞した。
■モハメド・アリ
アメリカ合衆国のプロボクサー。世界ヘビー級王座を獲得し、通算19度の防衛を果たした。人種差別反対やベトナム戦争の徴兵拒否など、活動家としても知られる。
■スティーブ・ジョブズ
実業家。アップル社の共同設立者の一人。
※ ※ ※
ソース: 「newsfeed.time.com」
Speak Your Mind