メガアップロード摘発はFBIによる不当捜査 – ニュージーランド裁判所が裁定

Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+Email this to someone

今年1月、連邦捜査局(FBI)は各国警察の協力の下、オンラインストレージ「MegaUpload.com(メガアップロード)」の創始者キム・ドットコム氏を逮捕し、同サイトを強制閉鎖に追い込みました。現在米当局は、ニュージーランド在住のドットコム氏を、「共謀脅迫、マネーロンダリング、著作権違反」などの容疑で米国に送還しようとしています。

そんな中、ニュージーランド高等裁判所は28日、捜査当局がドットコム氏の逮捕、及び証拠品押収の際に執行した捜査令状に不当性があったとする裁定を下しました。

ABC Newsによると、担当裁判官は捜査令状について、「メガアップロードが関与したとされる犯罪についての説明が曖昧なため、有効性に欠ける。その無効な令状に基づいて執行された警察の強制捜査、及び証拠品押収は違法行為である」と判断。来週にも押収物返還の命令を下す考えがあることを示しました。

また、FBIがドットコム氏のPCからデータをコピーして米国に持ち出したことに関しても、不当捜査だと指摘しています。

ドットコム氏は裁判所の決定を歓迎し、メディアに対して、「ユーザーのアクションに対してサービス提供者が責任を問われるのは間違っている。そのことは、みんな理解している」と語りました。今回の裁定ですべてが解決したわけではありませんが、ドットコム氏にとってはひとつの大きな勝利といえます。

同氏は先日、Twitterを使ってメガアップロードの支持者達に感謝の念を述べると同時に、新楽曲共有サービス「Megabox」を開始することを明らかにしました。

メガアップロードは、利用者数1億5000万人を超える巨大オンラインストレージで、映画や音楽などのファイルを匿名でアップ/ダウンロードできるサービスを提供していました。同サイトのサーバーにストアされているデータがこれからどうなるのかは、今のところ定かではありません。

ソース:AFPABC News

Screenshot taken from 「Kim Dotcom – The Interview」 via youTube

Top