先週アメリカの株式市場で、“マリファナ自動販売機”を開発する米Medboxの株価が異常な高騰をみせた。今月初めに米コロラドとワシントンの2州で嗜好品として大麻が合法化されたことと、米金融情報サイト「Market Watch」が同社を有望な大麻関連株として紹介したことがきっかけだ。
11月5日の時点で3ドル前後だった同社の株価は、15日の終値でなんと65倍の205ドルにまで跳ね上がった。この急激な高騰を受け、当のMedboxは喜ぶよりも、むしろ困惑した様子。木曜日の取引が終了した後、CEOのブルース・ベッドリック氏は、新たな投資家たちに向け注意を促す発表を行った。
次の日には、当然のごとく利益確定の売りが殺到。株価は最終的に20ドルまで下落している。
▼スクリーンショット:Yahoo Finance
メーカーにとっては、まさにローラーコースターな1週間となった。株価が一気に下がってしまったとはいえ、過去数ヵ月間はずっと3ドル前後で取引されていたもの。とりあえず10ドル前後にでも落ち着くことができれば上出来だと思う。
マリファナ自動販売機「MDS」
ジュースやタバコを始め、ファーストフード、野菜、ビジネス用品など、様々なものが自動販売機で買えてしまう日本だが、大麻を売っている自販機はさすがにない。Medboxが開発したマリファナ自動販売機「MDS」は、主に医療用大麻が認められている州の医療機関や薬局などで採用されている。
▼在庫がすぐに確認できる透明ガラス
事前登録が必要なバイオメトリック認証システム(指紋認証)を採用しているため、未成年者や患者でない人が利用する心配もない。また、登録者の利用頻度をトラッキングして、処方量を制限する機能もついている。
▼登録カードを差し込んで、指紋認証するとメニューがスクリーンに現れる▼マリファナだけでなく、ライターやジョイントペーパーも購入可能
▼あとはボタンを押してマリファナが出てくるのを見守るだけ
2つの州で大麻が合法化されたことで、「スーパーやガソリンスタンドが大量のマリファナ自動販売機を採用するのでは」という期待が一気に高まり、今回のような異常なまでの株価高騰が起こった。だが現実には、今のところそんな需要は存在しない。合法化された州でも、実際に大麻を販売できるのは、医療機関や州の公認を得た専門店のみ。米政府が大麻を合法と認めない限り、販売に関する規制緩和は難しそうだとのこと。
それにしても、たったの数日でこの値動きはすさまじい。一体、どれほどの億万長者が生まれ、何人が財産を失ったことか…。
ソース:「finance.yahoo.com」、「thedispensingsolution.com」
スクリーンショット via YouTube
最近、「日本でも大麻合法化しろ!」とかいう輩が出てきたからうざい!
日本にもこれ置けよ
むしろ、なんで違法か知ってんの?
法律でダメならダメなん?ちゃんと調べろ日本人!
大麻は、大切な日本の資源だぞ!