増え続けるサイバー犯罪への対策を強化するため、サイバーセキュリティ―に精通した捜査官の大幅な増員を計画している米連邦捜査局(FBI)。だが困ったことに、当局の定める「大麻使用に関する採用規定」のおかげで、思ったように人材確保が進まない状況だという。どうやらアメリカのサイバーエキスパートやハッカーたちにはマリファナ好きが多いらしい。
FBIのジェームズ・コミー長官が19日、ニューヨークで開かれた「ホワイトカラー犯罪会議」での演説で、このマリファナ規定問題についてコメントした。
「サイバー犯罪と戦うため多数の人材を確保しなければならない。だがこういった候補者の中には、マリファナを吸ってから面接に来ようとする者がいる」
– コミーFBI長官
現在のFBIには、「過去3年以内にマリフアナを使用した者を採用しない」という規定がある。『ウォール・ストリート・ジャーナル』によると、当局は人材確保を優先させるため、マリファナポリシーの緩和を検討しているという。
FBIは今年中に2000人ほどのエキスパート増員を目指している。
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参考記事:「blogs.wsj.com」
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