同性愛をカミングアウトした息子に変わらぬ愛を注ぐ父親

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同性愛 カミングアウト1by sushiesque via Flickr

今アメリカでは、同性婚の是非をめぐって世論が割れている。CNNの最新世論調査によると、同性婚賛成の支持率は53%。2007年調査時の40%から大幅に上昇しており、以前より同性愛に対する偏見がなくなってきたといえる。

とはいえ、まだまだ反対意見や差別が多く残っているのも事実で、同性愛を公に宣言するのは今でも勇気がいることだろう。親しい友人ならまだしも、両親に告白するとなればなおさらだ。

父親にカミングアウト

ミルウォーキー州に住む大学生のレビ・マイルズさんもそんな悩みを抱えていた一人。それまで彼は、同性愛者であることを数人の家族や親しい友人のみに明かしていただけだったが、世間で同性婚論争に注目が集まっていることもあり、最近Facebookを通して大々的にカミングアウトした。すると知人たちから応援のメッセージがたくさん寄せられたらしい。

ただ、レビさんには大きな心のつかえが一つあった。父親だけには告白できないでいることだ。レビさんの父親は昔から同性愛に対して閉鎖的だったらしく、レビさんは父親に打ち明けることをなによりも恐れていた。

そんな中、レビさんはイースターの休日で実家に帰省することになった。そこで母親から「父さんが偶然Facebookのカミングアウト投稿をみてしまった」と告げられる。 母親の話では、父親はレビさんが同性愛者だという事実をうれしく思わなかったらしく、失望していた様子だったという。

レビさんはその週末を実家で過ごしたが、父親との間で同性愛の話に触れることは一度もなかった。帰る日になってもお互い何も言わないまま。両親に駅まで見送られ、レビさんはそのまま帰路についた。

レビさんがミルウォーキーの自宅に着いたころ、母親から1通のメールが届く:「あなたのお父さんはへんてこな方法で愛情を表現するの。かばんの中をみてみなさい

レビさんがかばんの中を探ってみると、そこには1枚の写真が詰め込まれていた。

同性愛 カミングアウト

そして写真の裏にはただ一言:

どんなことがあっても、ずっとお前を愛してるよ
(I will always love you, no matter what)

おそらくラビさんの父親も悩んだことだろう。最後まで本人の口から告白されなかったことで、息子から信頼されていないのではないかと傷ついたかもしれない。しかしそんなことは表に出さず、少し不器用ながらも、息子が一番言って欲しかったであろう言葉をちゃんと伝えた。

たとえ子供が期待したようには育たなかったとしても、愛を持って受け止める。本当にすばらしい父親だと思う。

ソース:「adventuresofanerd.tumblr.com

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