自転車発電で受刑者の刑期が短縮、ブラジル刑務所の社会貢献システム

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刑務所の役割とは何か?犯罪者を一般社会から隔離して罰を与えるという役割もありますが、彼らに再び社会貢献できる場を提供することも大切だと思います。

最近、ブラジルのサンタ・リタ・ド・サプカイ刑務所が、受刑者達が意欲的に社会貢献できるようなシステムを導入しました。それは、刑務所内に設置された「発電用の固定自転車」を受刑者が使用すると、その時間数に応じて刑期が短くなるというもの。

有り余る囚人たちのエネルギーを、実際の街のエネルギーに変換しようという斬新な社会貢献プログラムです。

■16時間のエアロバイクで刑期が1日短縮

受刑者が自転車を16時間使用すると、刑期が1日短くなります。そこで生産された電力は、市内の街灯などに用いられます。

この自転車発電プログラムは、すぐに囚人たちの間で大人気となりました。必須アクティビティではないにもかかわらず、囚人たちは日々発電に励んでいるようです。

囚人たちにとっては、わずかでも刑期が短くなることで、毎日の希望や達成感が得られる。その上、健康も維持できる。地域にとっては、無料でクリーンな電力を獲得できるので、街灯を増やすことができる。街がより明るくなれば、犯罪率の低下にもつながるはず。まさに、双方にとってWin-Win(ウィン・ウィン)のシステムです。

現在、刑務所に設置されている自転車は2台。プログラムの人気を受け、刑務所ではさらに8台を追加する予定のようです。

ソース: 「Jornal Nacional」(ポルトガル語)

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