経済平和研究所は12日、世界各国の平和度を示すランキング「世界平和度指数(GPI)」の2012年版を発表した。このランキングは、世界158カ国を対象にしたもので、各国における犯罪率や社会の安定性、テロの危険性、軍事費など23項目を基準に決定される。
いいニュースとして、世界全体の平和度は、2009年以来3年ぶりに上昇した。最も平和度の高かった国は、2年連続でアイスランド。日本は、昨年から2つ順位を下げたものの、5位にランクインした。
最下位は、過激派組織や海賊問題を抱えるソマリア。深刻な内戦状態にあるシリアは、昨年から大幅にランクを下げ147位となっている。
以下に、平和な国ランキングのトップ10とワースト10をまとめてみた:
■平和度トップ10
- アイスランド
- ニュージーランド
- デンマーク
- カナダ
- 日本
- オーストリア
- アイルランド
- スロベニア
- フィンランド
- スイス
■平和度ワースト10
- ソマリア
- アフガニスタン
- スーダン
- イラク
- コンゴ民主共和国
- ロシア
- 北朝鮮
- 中央アフリカ共和国
- イスラエル
- パキスタン
その他の順位は:
台湾-27位、韓国-42位、アメリカ-88位、中国-89位、インド-142位。昨年に国王が来日して話題となったブータンは19位。
ソース: 「2012 Global Peace Index」
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