トイレにまでスマートフォンを持ち込む派ですか?迂闊にもスマホを便器の中に落としてしまった経験は?
あるアンケート調査によると、19%の人が「携帯端末をトイレに落としたことがある」と答えたそうです。そんな絶望的なハプニングが起こったときどうすればいいのか?アメリカのライフハックブログ「Hack Collage」と「Wiki How」の記事を参考に、携帯が水没してしまった時の対処法を紹介します。※)記事の最後に動画あり
スマホをトイレに落とした時の対処法
ステップ1:素早く救出、乾かす
便器の中身に躊躇せず、とにかく迅速に携帯を取り出すこと。20秒もしないうちに水は電話の中にまで侵入するといいます。手は後で洗えば済むことです。このとき絶対に電源を入れないでください!
携帯を水から取り上げたら、ペーパータオルなどで表面を丁寧に拭きます。水を飛ばそうと電話を振ったりしないように。中に水が入っていた場合、さらに広がってしまう恐れがあるからです。
ふき取りきれない場合は、掃除機を使っても構いません。ただし、ドライヤーは厳禁です。この時点では、絶対に携帯の電源を入れないでください!
ステップ2:米の中に入れる
・iPhoneの場合:
※)iPhoneの場合は、バッテリーを取り外してはダメ。作業が厄介な上に、保証が適応されなくなります。
iPhoneを「米を詰めた袋(生米)」の中に入れ、窓際など温かい場所に置いてください。そのまま24時間放置してから、電源を入れてみます。
万が一電源が入らなくても諦めないでください。電話が復活するまでに2,3日かかったという報告もあるので、少し様子を見てみましょう。
・その他の携帯の場合:
アンドロイドやウィンドウズフォンの場合は、バッテリーや蓋、キャップなど可能な限り取り外してから、まとめて米袋に入れてください。同じように、温かい場所に24時間放置してから電源を入れてみます。
まだ電源が入りませんか?
ステップ3:水没マーカーを確認
新品と交換が可能かどうか検証してみましょう。通常携帯が水没してしまうと、保証が適応されなくなります。完全に乾かしても電源が入らないときは、とりあえず「水没マーカー」を確認してください。水没があった場合、この白いシールが赤に変色しています。
iPhoneの場合、イヤホンジャックの中、充電器を挿すドックの所にマーカーがあります:
その他の機種の場合は、バッテリー付近に貼られているはずです。
このシールが赤くなっていたら、保証は諦めたほうがよさそうです。
※)「Hack College」の記事では、「水没マーカーの上に白いステッカーでも貼って、ダメもとで交換してもらえるか試してみろ」と勧めていました。この方法をトライするかどうかは、ご本人にお任せします。
ステップ4:分解してみる
電源が入らず、保証も使えない。そうなれば、もう何も失うものはありません。電話をバラバラに分解して、細部に残った水滴を完全にふき取ってやりましょう(ここに到達するまでに、最低でも水没から3日は空けること)。
小さめのタオルや掃除機を使って、各部品を隅々まで徹底的にきれいにします。細かい部品を吸い込まないように注意してください。分解する際は、メモを取りながらやると便利です。戻し方を忘れてしまっては、元も子もありませんから。
もしこれでもダメな場合は、潔く修理に出すか、新しいスマホを買ってください。
※)「電源は入るけど調子がおかしい」というときは、ほんの少しだけ水滴が残っている、もしくはすでに腐食が始まっている可能性があります。そんな場合、携帯を分解して、歯ブラシを使って掃除すると、割と簡単に解決できるそうです。
※ ※ ※
結局のところ、携帯の水没を防ぐ最良のアドバイスは、「トイレに持ち込むな」ということです。
- 参考記事:「www.hackcollege.com」、「www.wikihow.com」
- 画像:「by Birdies100via Flickr」
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