ドイツがFacebook顔認識機能の調査を再開、データ削除を要求

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顔認識機能

『ニューヨーク・タイムズ』によると、ドイツのデータ保護局は15日、Facebook「顔認識機能」の違法性を追求する調査を再開したようだ。同局は、Facebookがユーザーの合意なしに膨大な写真データベースを不法にコンパイルしているとして、Facebookに顔認識機能から収集したデータを削除するよう要求した。

■顔認識機能とタグ付け

Facebookは、「顔認識機能」をデフォルトで採用している。写真からユーザーの顔を自動認識して過去のタグと照らし合わせ、ネットワーク内の友達にタグ付けを提案するとうい機能だ。例えば、友達があなたの写っている写真を投稿した場合、その友達に「タグ付けしますか?」という提案がなされる。

初期設定のままだと、タグ付けされた写真は、タイムラインや友達のニュースフィードに共有されてしまう。秘密で参加したイベントやプライベートなパティーでの写真が、ユーザーの意思に関係なく公開されてしまうということだ。

勝手にタグ付けされたくない人は、Facebookのプライバシー設定からこの機能をオプトアウトする必要がある。これがドイツ・データ保護局が、「顔認識機能はEUのデータ保護法に違反している」と指摘する部分。ユーザーのプライバシーに大きく関わるような機能を、ユーザーの事前承認なしにデフォルトでオンにするのは違法ということだ。

これに対してFacebookは、「顔認識機能はEUのデータ保護法に完全に準拠しており、違法性はない」と主張する。さらに改善策として、7月1日以降Facebookに参加したヨーロッパ内のユーザーの「タグ付け」機能を、デフォルトで無効にしているという。

顔認識機能に関しては、以前から欧州や米国を中心にプライバシーの侵害を懸念する声が高まっていた。ドイツ・データ保護局は、去年から同機能の無効化やデータ削除を要求していたが、Facebookから満足のいく対応が得られず、今年の6月に一度調査を打ち切っている。

ソース:「NewYork Times

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