Facebookの遺言アプリ「If I die」のキャンペーン、最初に死んだユーザーは世界的な脚光を浴びる!

遺言アプリ「if i die 1st」

今年初め、「If I die」というFacebookアプリがユーザーの間で話題になった。「If I die」は、動画や文章でメッセージを記録して、自分の死後にそのメッセージをFacebookフレンドに公開してくれる、いわば遺言アプリだ。

そんな斬新なアプリ運営陣が、今回さらに斬新なキャンペーン「If I die 1st」を打ち出した。キャンペーン参加者の中から、最初に死んだユーザーのメッセージを、あらゆるメディアを通して大々的に公開しようというものだ。

キャンペーン勝者?(死者)の遺言は、大人気ソーシャルメディア・ニュースサイト「Mashable」をはじめ、世界中の報道機関やウェブサイトでフューチャーされるという。運営は、約2億人にメッセージを届けることができるだろうと予想している。普段脚光を浴びることのない普通の人にとって、世界中の注目の的になる唯一のチャンスかもしれない(死んだ後にだが)。

■キャンペーン参加方法

  1. If I die 1st」にアクセスして、「Leave Message」をクリック
  2. 「タイムラインへの投稿の公開範囲」を選択して、「アプリへ移動」→「許可する」をクリック
  3. ページ右下の「For a chance to World Fame」をクリック(下)

遺言アプリ「if i die 1st」の使い方1

  1. 再び「Leave Message」をクリック
  2. 動画で遺言を残したい場合は、スクリーン中央の「Flash Player Settings」で「Allow」にチェックを入れて「Close」をクリック(下)。
    身だしなみを整え準備ができたら、画面をクリックしてレコーディング開始。最大5分の動画が録画できる。動画画面をクリックするとレコーディングが終了してプレビューが流れるので、出来栄えを確認しよう。内容に満足したら、「Save」をクリック

遺言アプリ「if i die 1st」の使い方2

  1. 事前に撮影したハイクオリティーな動画を使いたい場合は、「upload your video」をクリックして、手順に従う(最大15mb)
  2. 文章で遺言を残したい場合は、「leave a text message」(上スクリーンショット)をクリック。日本語でも入力できる。「Save Message」をクリックして完了

遺言アプリ「if i die 1st」の使い方3

「trustee」を選ぶ

5,6,7のいずれかの作業を終えると、「trustee(信託先)」を3人選んでくれというページにたどり着く。このアプリは、Facebookの友人から3人以上を「信託先」として選び、その3人がユーザーの死亡を確認すると、遺言が公開される仕組みになっている。

「Invite more Trustees」をクリックすると、友達リストが開くので、そこから好きなだけ友人を選んでリクエストを送信。リクエストを受け取った友達がアプリに登録すると、「信託」が成立する。

遺言アプリ「if i die 1st」の使い方4

以上で、「If I die 1st」へのエントリー完了。あとは、天からお呼びがかかるのを待つだけだ。

死んだ後に脚光を浴びることのできるこのキャンペーン、自殺を助長するのではと思われるかもしれないが、心配ご無用。アプリの利用規約には、「自殺はカウントしない」と赤字で明記されている。

また、このキャンペーンとは別に、特定の友人だけにプライベートな遺言を残したり、友達全員にパブリック・メッセージを残したりすることもできる。

プライベートな遺言を残す場合は、アプリのページから「My Personal Message(プライベート)」をクリック。相手の名前・メールアドレスを直接入力するか、もしくは「Choose from Facebook Friends」をクリックして友達リストから相手を選択する。そして、「Leave Message>」をクリック。後は、上記と同じ手順で遺言を録画するだけだ。

遺言アプリ「if i die」の使い方5

アプリ運営は、本キャンペーンの勝者が決定するのは約2年後だろうと予想している。

以下は、遺言アプリ「If I die」のキャンペーン動画。とてもコミカルな仕上がりになっている。

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