Facebookが原因で娘のPCを銃で破壊する父[話題のYouTube動画]

娘のPCをピストルで破壊し、その一部始終をYouTubeにアップロードした、ちょっとクレイジーな父親の動画が話題になっている。

動画7分10秒あたり:

そこに見えるのがお前のノートパソコンだ」とトミー・ジョーダン(父)はカメラに語りかける。動画には、芝生の上に転がったPCが写っている。

そしてこれがオレの45口径だ」というセリフがあり、銃がフレームイン。次の瞬間、トミーは銃をPCに向け、引き金を引く。弾丸は見事に命中。立て続けに計9発、景気良く打ち放った。

一体何があったのか、何が彼を一見狂人のような行動に駆り立てたのか?最初から動画を見てみると、どうやら娘のFacebook投稿に原因があるようだ。

お仕置きは「PCを射殺」→「全世界に公開」

大まかな経緯はこうだ。トミー(父)の15歳になる娘が、普段父親から言いつけられる家の雑用に嫌気がさし、“いかに自分が苦労しているか”Facebookに愚痴を書きつづった。娘は家族が投稿を見れないように設定していたようだが、何とトミーはITの専門家というオチ。

両親への不満を公共の場(Facebook)にぶちまけるという娘のやり方に腹を立てたトミーは、彼流の“しつけ”を決行することに。その方法は、“お仕置き動画”を、全世界と共有することだ。

もう一度最初から動画を観てみよう。動画は、広々とした芝生の上で、トミーが一枚の紙を読み上げるところから始まる。娘のFacebook投稿をプリントアウトしたもので、1ページに渡りびっしりと書き込まれているのがわかる。

投稿は「Dear my parents, I’m not your damn slave (両親へ、私はあなた達の奴隷じゃねーんだ!)」という文章で始まり、そこから延々と両親への不満が続く。「お駄賃を払え」、「コーヒーくらい自分で入れろ」、「こき使いすぎ」、「しつけが厳しすぎ」など、娘はかなり激しい言葉でFacebookに愚痴を吐き出したようだ。トミーはそれを淡々と読み上げているが、時折震える声のトーンから彼の怒りが画面越しに伝わってくる。

トミーは、「娘の訴えはどれも年頃のわがままに過ぎず、彼の子供のころに比べればなんでもない」と主張している。動画によると彼は前日、時間とお金を掛けて娘のPCをアップグレードしていたようだ。その直後ということもあり、怒りが頂点に達したのだろう。

約7分間の前置きの後、トミーは立ち上がり娘のPCにとどめを刺した。動画の説明欄にはこう書いてある:

「こんな投稿をFacebookで行うなんて、両親や自分自身を尊敬できていない。そんな子供には、愛のお仕置きが必要だ。今日は私の娘が、お仕置きを受ける番だ」
“If you’re so disrespectful to your parents and yourself as to post this kind of thing on Facebook, you’re deserving of some tough love. Today, my daughter is getting a dose of tough love.”

この斬新な動画は世界中で話題となり、アップロードからわずか3日で400万ビューに届きそうな勢いだ。しかもかなりの高評価を獲得している。

父親の気持ちも分からなくはないが、拳銃を持ち出したのは少しやりすぎだと感じてしまう。こんなのを見せ付けられたら、さすがに娘もおとなしくなるだろうが、これで家族の絆が修復されるのだろうか?

皆さんは、この「ハイテク・拳銃お父さん」についてどう思いますか?

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