6. 川が真っ赤に染まる – 長江
2012年9月6日、中国重慶市を流れる長江の水が突然赤に染り、世界中で話題になった。調査の結果、環境保護局は、「違法な排出などは確認できず、有害物質も検出されなかった」と発表。水中の鉄イオンが増加し、川が赤くなったのではないかとしている。
ソース: 「news.163.com」、「www.ntdtv.jp」
7. 汚染牛乳、メラミンや水銀入り粉ミルク
2008年、中国乳業メーカーの乳製品からメラミンが検出され、中国国内外でちょっとした問題に。中国製乳製品の輸入禁止などの措置を取った国まで出た。
問題は日本にも飛び火。丸大食品が、中国で生産した総菜や菓子に、メラミンに汚染された牛乳が使われている可能性があるとして、国内向けに出荷した商品を自主回収した。
さらに2012年、今度は「高水準の水銀が混入した粉ミルク」が中国全土に出回り、メーカーが回収にあたったという。
ソース: 「jp.reuters.com」、「focus.allabout.co.jp」
8. 大手メディアを丸ごと遮断
中国は、メディア検閲が厳しいことでも有名。
今年の6月、中国政府は、米メディア「ブルームバーグ(Bloomberg)」のウェブサイトへの、国内からのアクセスを完全に遮断した。次期共産党トップといわれる習近平(シー・ジンピン)の家系や資産に関する記事を掲載したためだ。
記事の掲載後、中国公安部の人間と思われる者に、ブルームバーグの職員が尾行されたという報告もある。
▼遮断の原因となった記事
ブルームバーグといえば、国際的な超大手メディアだが、それをすべて国内からアクセスできなくしてしまうとは何とも恐ろしい。
ソース:「www.bbc.com」、「www.bloomberg.com」
9. 処刑直前の死刑囚にインタビューする人気番組
中国では2006年から5年間以上に渡り、処刑直前の死刑囚にインタビューするテレビ番組『Interviews Before Execution』が放送されていた。番組の目的は「犯罪者の結末をありのまま見せることで、犯罪抑止につなげるため」だという。中には、死刑執行の数時間前に撮影した回もあったらしい。
今年3月にBBCニュースが同番組に関するドキュメンタリーを英国内で放送したのち、突然番組は打ち切りとなった。国際的なイメージダウンを懸念した共産党の仕業だという見方がある。
ちなみに中国では、死刑判決後7日で刑が執行される場合もあるらしい。
ソース:「en.wikipedia.org」、「www.bbc.co.uk」
10. 連休の混雑は日本の比じゃない
9月30日から、建国記念日に際する8日間の大連休があった中国。さすが人口世界一の国だけあって、各地の混雑ぶりが常軌を逸していた。
特に交通渋滞がひどく、新華社の報道によると、連休の初日だけで約8500万人が高速道路を利用したとある。
渋滞のあまり、みんな車を降りて、写真を撮ったり、スポーツしたりしている。
有名観光地でもとにかく人の海。
▼万里の長城
▼建省アモイ・コロンス島
<参考記事:www.businessinsider.com>
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