【動画】アノニマスのメンバーが逮捕、ライブチャット中に警察が突入

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ビデオチャット中のアノニマスメンバー宅に警察が突入。逮捕時の様子(音声)が、チャットグループにライブ中継された。

アノニマスのメンバーがチャット中に逮捕

米ダラスで12日、同市警察がハッカー集団「アノニマス」のメンバー宅に突入し、ちょうどビデオチャット中だったジャーナリストのバレット・ブラウン(Barrett Brown)を逮捕した。その時の様子がウェブカムを通して記録されていたらしく、現在YouTubeに出回っている。

今回逮捕されたブラウンは、自分の身元を明かしたまま、アノニマス(匿名の意)のメンバーを公言している珍しい存在。アノニマスの非公式スポークスマンとして、一時注目を集めていた。

ガサ入れのライブ中継

警察が突入する直前、ブラウンはビデオチャットルーム「TinyChat(タイニーチャット)」を楽しんでいた。恋人と一緒に、とてもリラックスした様子で、ルームメンバーと談笑していたが、何か物音を聞いたのか、1:17分あたりで席を外している(ブラウンは以下の動画で画面左)。

その約15秒後に、警察が突入。ブラウンの叫び声が部屋に響き渡り、警察の「手を上げろ」という声が聞こえてくる。緊急事態を察したブラウンの恋人は、すぐにウェブカムをオフにしたが、チャット回線がつながったままだったので、音声はばっちりとキャプチャされた。音声を聞く限り、ブラウンが最終的に力ずくで取り押さえられたのがうかがえる。

チャットルームはしばらく凍りついていたが、一人の男の「あいつらFBIに突入されてんの!?まじかよ!!(They gettin’ raided by the FBI!? Holy shit!!!) 」という叫び声とともに再び動き出した。ボードには、「フェイクでしょ?」や「lol(笑)」などのメッセージがたくさん書き込まれるが、誰も心配していない様子。むしろ、楽しんでいるようだ。

逮捕劇の数時間前、ブラウンはあるFBI捜査官に向けて、脅迫状とも取れるような内容の動画を、YouTubeにアップロードしている。これが逮捕の原因となったのかは、現時点では不明。ダラス警察のレコードによると、今のところブラウンの罪状は決まっておらず、「In transit(手続き中)」となっている。

GlobalPost.com」によると、アラブの春以降、ブラウンはアノニマスとしての活動にそれほど積極的ではなかったようだが、先週「オペレーションNYタイムズ」と称して、米ニューヨーク・タイムズ紙社員の個人メールアカウントを流出させたらしい。最近話題となった監視システム「TrapWire」に関して十分な報道をしないニューヨーク・タイムズ紙に対する抗議活動だという。

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